「デバイスの暗号化」を設定すると、パソコン内蔵SSD/HDDのデータが暗号化されます。
そうなると、万が一内蔵SSD/HDDを抜き取られても、抜き取った状態ではデータの読み出しができなくなります。
Windows 10 Proの「BitLocker」との違い
Windowsの暗号化というと、Windows 10 Pro等で使える「BitLocker」が有名です。
Windows 10 Homeの「デバイスの暗号化」と似ているので、比較表をまとめました。
一言でいうと、「デバイスの暗号化」は「BitLocker」の機能限定版になります。
デバイスの暗号化 | BitLocker | |
Windows 10対応 |
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暗号化対象 |
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回復キー |
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回復キーの保存場所 |
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他のPCで読み出し |
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- Windows 10 Home
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暗号化を有効化する手順
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- ③
- ④
- ⑤
- ⑥
- ⑦
回復キーの確認方法
Microsoftのサイトに回復キーが自動保存されているので、これを確認してみます。
- ①
以下のリンクをクリックして、「BitLocker回復キー」の保存画面を表示します。
Microsoftの公式サイトにログインするので、IDやパスワードを聞かれたら、画面の指示に従って入力してください。
Sign in to your account - ②
以下のように「BitLocker回復キー」の一覧が表示されたら、「デバイス名」「キーのアップロード日」「ドライブ」などで、今回保存した回復キーを確認します。
なお、「ドライブ」の文字は次の内容を表します。
- OSV:Cドライブ等のOS起動内蔵ドライブ
- Oparating System Volumeの略
- FDV:Dドライブ等のデータ保存用内蔵ドライブ
- Fixed Data Volumeの略
- RDV:USBメモリや外付けHDD等の取り外し可能ドライブ
- Removable Data Volumeの略
今回はCドライブ、つまりWindowsのOS起動内蔵ドライブを暗号化しているので、「OSV」を目印にして探します。
- OSV:Cドライブ等のOS起動内蔵ドライブ
暗号化を解除する手順
- ①
- ②
- ③
- ④
- ⑤
- ⑥
- ⑦
Windowsの「ファイル・エクスプローラ」でも、暗号が解除されているのを確認できます。
以下のように、CドライブのHDDのアイコンの右上に、暗号化のときにはあったカギ型のアイコンが消えています。
カギ型のアイコンが消えていたら、暗号化解除されていることになります。
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